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横川駅から、本日の目的地である山口県宇部市を目指して、山陽本線を下ります。


まずは県境を超えて岩国駅を目指します。
・・・が、その手前の宮島口駅でちょっと途中下車します。


宮島に来たのは2008年以来、16年ぶりでした。
16年ぶりに宮島口へやってきたのは、こちらのお店へ立ち寄るため。


広島グルメと言えば牡蠣と並んで穴子が有名ですが、ここ宮島口の「上野商店」はあなごめしの有名店でございます。
今回はここでお食事を・・・ではなく、弁当を購入。

この「あなごめし」は、現在駅では売られていませんが、かつては駅売りされていたもので、100年以上の歴史がある弁当。
今回はスケジュール的に寄り道できたので、16年ぶりに購入したしだいです。
無事に晩飯も調達し、次の列車で岩国駅へ向かいます。


岩国から引き続き西へ向かいますが、今回は未乗路線の岩徳線経由で徳山へと向かいます。


車両は今回初のJR西のキハ47形です。
岩徳線はもともと、海側へ大回りする柳井経由の山陽本線を短絡する目的で建設されましたが、山がちの線形が災いして山陽本線電化時にローカル線へと転落し、現在へ至ります。
ただ短絡線なだけあり、ローカル線と言えど岩国~徳山の所要時間は山陽本線経由と大差ないものの、本数が圧倒的に少ないためあえて岩徳線を選ぶ理由も無く未乗のままだったので、今回は岩徳線のダイヤに合わせて行程を組んだのでした。
列車は定刻に岩国駅を発車。
乗車率は全ボックスが軽く埋まる程度でした。
発車早々、次の西岩国駅で車内から駅舎をパチリ。

ローカル線にしては立派な駅舎があるのですが、実はこの西岩国駅は前述した岩徳線開業時に「岩国駅」を名乗っていた時期がある、ちょっと変わった歴史を持つ駅。
それもあって西岩国駅舎は、国の登録有形文化財にも指定されている立派な建物が残っており見たかったのですが、なにせ本数が少ないため今回は列車からお見送り。
いつか車利用でもいいので、再訪したいところですね。
西岩国駅を出ると、錦川を渡ります。

錦川といえば「錦川鉄道」の由来にもなっている、山口県東部を代表する河川です。
そんな錦川鉄道は、岩徳線の岩国~川西間に乗り入れており、川西駅を過ぎると新岩国方面へと分岐していきます。


錦川鉄道では、JR東日本の烏山線で活躍していたヨンマルが不定期で運行されているので、西岩国駅とセットで訪れてみたいですな。
ここらで宮島口駅で調達したあなごめしで晩飯。

せっかくなのでビールも付けてしまいますよ(笑)。
中身はこんな感じ。

開いた瞬間に炭火の香りが広がり、びっしりと敷き詰められたあなごが姿を現します。
お値段は2700円と、駅弁としても高価な部類ですが味は文句無しなので、たまのご馳走と思えば悪くないと思います。
とあなごめしを美味しく頬張っていたのですが、欽明路駅を出発した瞬間に急停車。

なんと猛暑の影響か?この先の線路で枕木が燻り煙が出ているとのことで、線路点検をするとのこと。
幸い10分ほどで消火して運転再開し、大した影響が無くて良かったです。
運転再開後は遅れを取り戻すため、ヨンナナにしては飛ばし気味で走ります。

18時を回って、陽もだいぶ傾ていきました。
周防高森で対向列車と交換。

あちらはヨンマル重連の編成でした。
ヨンナナだけでなく、ヨンマルも走っているんですね。
いい感じにビールが回ってうとうと車窓を眺めていると、山陽本線との合流点である櫛ケ浜駅に到着し、ついでに岩徳線の対向列車と交換します。

これで岩徳線を完乗です。
そのまま終点の徳山駅まで乗り通ります。

発火の影響を受けて、10分ほど遅れての到着でした。
これにて岩徳線の旅は終了。
このあとは本日のお宿がある宇部市へ向けてラストスパートです。