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1日目は撮り鉄ばかりしていましたが、2日目は乗り鉄をしながら旅を行います。
まず最初は、昨日撮り鉄を行った一畑電車を初めて乗り鉄します。
電鉄出雲市駅はJR出雲市駅の北側に隣接しており、駅に隣接してグループ会社である一畑百貨店があったりと、一畑電車のターミナル駅となっています。
高架下に駅待合室があります。
待合スペースはそこそこ広いのですが、改札前は人でごった返していました。
一畑電車の路線図と運賃表。
一畑電車は、本線格である電鉄出雲市~松江しんじ湖温泉の「北松江線」と、川跡から出雲大社前へ延びる「大社線」の2路線で構成されています。
一畑電車ではSuicaなどICカードは使えないので、券売機で切符を購入。
今回は出雲大社前まで行くのですが、なんと13.2kmで490円もします。
これを京浜東北線に置き換えると、13.2kmは東京~蒲田くらい(14.4km)で運賃は220円、490円だと東京~横浜(28.8km・470円)を上回るので、キロ単価は倍くらい高いことなりますね。
わかっちゃいるけど、やっぱり地方私鉄はお高いですなぁ・・・・。
ホームに上がると、列車が据え付けられていました。
偶然にも、昨日撮影した1001編成が充当されていました。
東急時代は、撮影はすれど乗ったことは無いと思いますが、遠く離れた出雲の地にて初めて乗車することが出来ました。
列車は定刻に電鉄出雲市駅を発車。
乗車率は座席がほぼ埋まる程度でした。
出雲市郊外をのんびりと進みます。
ここで大社線に乗り換えます。
しばらくすると、出雲大社方面から列車が到着。
なんと、これまた昨日撮影した5010編成でした。
狙っていなかったんですが、5000系に乗りたかったのでラッキー。
川跡駅のホームには、3本の列車が並びました。
川跡駅は3方面の路線が繋がるY字の中心駅ですが、そのすべての路線の列車がこうやって川跡駅に集まり、互いに接続するダイヤが組まれています。
本数は少ないですが、こうやって乗継の配慮がなされているのは良いですね。
そしてこの5000系、外見もさることながら内装も面白いです。
連接部はロングシートで、ドア間は3列セミクロスシートとなっています。
面白いのはクロスシート部分でして、1列シートは転換クロスシート、2列シートは回転クロスシートと座席が異なっているのです。
しかも回転クロスシートは、小田急ロマンスカーのNSEから流用したものだとか。
NSEは当の昔に引退しましたが、座席は今も出雲の地で乗客を運び続けています。
乗車率は、座席が3割程度埋まっているかどうかでした。
昨日撮り鉄した粟津稲生神社の鳥居を車窓から眺めたりしていると、これまた10分そこそこで終点の出雲大社前駅に到着です。
初めての一畑電車乗り鉄旅はあっという間に終了しましたが、終始のんびりとした良い旅でした。
次は宍道湖を眺められる、松江しんじ湖温泉方面にも行ってみたいです。
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