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高田駅から和歌山線に乗り、一駅隣の大和新庄駅で下車しました。
大和新庄駅から10分ほど高田方面に歩いた場所が、今回の撮影地です。
やってきたのは「葛城山バック」とか「大和新庄ストレート」などと呼ばれている、葛城山を背景に撮影できる場所なのですが、ここは晴れないと来る意味が無いので、晴れてくれて良かったです。
そこそこ有名な撮影地のようで、この日も5名ほどの同業さんとご一緒でした。
そしてここでの1本目が、この旅最大の目的であるカットです。
430M 117系 SG001編成
私がこの旅で最も撮りたかったのは、日根野支所新在家派出所所属の117系。
京都の抹茶色や岡山の黄色の117系は撮影済みでしたが、日根野のスカイブルー色は撮ったことが無かったので、一度撮影したかったのです。
季節がら顔まで陽が回らなかったのは残念ですが、個人的には撮りたい構図で撮れて文句なしの出来です。
大半の方はここで撤収されましたが、私は後続列車も撮影。
441M 105系 SP002編成
今回の遠征で117系と同じく撮影ターゲットだったのが、こちらの日根野105系のSP編成です。
生粋の105系は3ドアですが、こちらは常磐緩行線で使用されていた103系からの改造車故に4ドアとなっており、日根野のほか岡山や広島にも配属されています。
しかし日根野のSP編成だけは、霜取り用のパンタグラフを装備しており、冬期間だけ上のようにパンタグラフを2基上げた状態で走行する姿を見ることができるのです。
432M 105系 SP003編成
SP編成は5編成しか存在しないのですが、幸運にも続けてSP編成に当たりました。
ここで一旦離脱して近くのマックで朝食。
その後同じ場所に戻って、こちらもお目当てだった列車を撮影。
434M 105系 SW007編成 + SW010編成
こちらは日に数本しかない、105系4両編成で運行される列車です。
前方の編成は「地下鉄顔」と呼ばれる、種車のクハ103-1000番台の顔を保ったクハ105方を連結した編成で、後方の編成は1両だけ存在するクハ104-550番台を組み込んだSW010編成と、私が撮りたかった車両同士が組んでおりました。
どうせなら、単独できちっと撮影したかったところですが、まあしょうがないですね。
ここでのシメ。
445M 105系 SP003編成
432Mで撮影した編成が、王寺から戻ってきたところを撮影。
10時前になり、薄めながらも顔まで陽が回ってくれました。
ここでの撮影はこれで終了し、大和新庄駅へ戻って次の撮影地へ移動。
奈良行きの列車に乗ります。
今回乗った列車は、和歌山線から桜井線へ直通する列車だったので、高田駅でスイッチバックします。
乗務員さんも入れ変わり、進行方向を反対向きに替え高田駅を出発。
高田駅から15分ほど乗って、桜井駅で下車します。
桜井駅は近鉄大阪線も乗り入れています。
列車本数や利用客は近鉄のほうが圧倒的に多く、JRはオマケみたいな扱いです。
ちょっと早いですが、駅から撮影地に向かう途中にあった台湾料理屋で昼ご飯。
いかにも「元ローソン」って感じの佇まいです(笑)。
この日も相変わらず寒かったので、体を温めるために台湾ラーメンとチンジャオロース丼のセットを発注。
味もボリュームも、まあまあいい感じのお店でした。
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