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変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑤ 9年ぶりの新十津川駅
新十津川駅訪問を終えて次の目的に向かいますが、前の記事で触れたとおり新十津川駅からの「最終列車」は出発済みのため、列車で移動は出来ません。
ということで、別の交通手段で新十津川から移動することに。
まずは駅前の道を歩きます。
歩くこと約3分。
新十津川町役場にやってきました。
ここ新十津川町役場の前にあるバス停からは、石狩川を挟んで対岸にある滝川市へ向かうバスが出ています。
今回はこのバスに乗って滝川へ抜けることに。
が、バスに乗る前に役場の中へ。
目的は、新十津川駅で見つけたこのポスターにあります。
役場の窓口で「終着駅到達証明証」なるものを交付しているらしいので、ついでに立ち寄ってみることに。
意外と凝ったデザインで、いい記念になりました。
ちなみにこちらの証明証は、ポストカードになっています。
証明証も受け取ったところで、バスに乗車します。
内装は普通の路線バスタイプでした。
新十津川町役場を発車した時はご覧のとおりガラガラでしたが、途中の停留所からは結構な乗客があり、滝川ターミナルに着くころには立ちが出るほどの混雑でした。
新十津川役場から約15分で、滝川駅に隣接する北海道中央バスの滝川ターミナルに到着しました。
ちなみにこの新十津川~滝川を結ぶバスは、朝6時から18時くらいまでの間は1時間に1本程度の運行があります。
こんなことを言ったら元も子もないですが・・・
新十津川駅訪問は札沼線よりも滝川駅からバスを使ったほうが圧倒的に便利です。
これは昔から言えたことなのですが、新十津川発着の列車が1日1往復に削減されてからは、より顕著になりました。
もっと言えば、両駅間は4km程度しか離れていないので、雪が積もっていない季節であれば、徒歩移動もできちゃったりします。
しかし、賢明な読者の皆様は
せめて片道だけでも札沼線を利用しましょう・・・。
これにて、存廃に揺れる札沼線末端部を9年ぶりに訪問した旅が終了。
次回からは、末端部が廃止されてしまった路線の現在の姿を記録する旅が始まります。
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変わりゆく北海道の鉄路を記録する旅 1日目⑦ 「L特急」でも「スーパー」でもない「カムイ」に乗る