川崎鶴見鉄道録

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福島臨海鉄道で「安中貨物」を撮る その1 2021夏の東北遠征③

前の記事はこちら。

「2021夏の東北遠征」、今回から2日目のお話に入ります。

 

2日目のメインは、本遠征最大の目的でもある福島臨海鉄道内での「安中貨物」撮影でございます。

福島臨海鉄道側から安中貨物のスケジュールを見ると、現行ダイヤでは「早朝に安中から返空が帰ってきて、お昼ごろ安中へ発送する」動きとなるので、まずは安中駅からの返空列車を狙います。

 

前日夜に安中駅を発った返空列車は、福島臨海鉄道との接続駅である泉駅に朝6:30頃到着し、その後福島臨海鉄道線へ入ります。

遠征時期は8月上旬で、常磐線内でも撮影可能な季節であることから、まずは朝の体操代わりに常磐線沿線へと繰り出すことに。

士気も高いので、頑張って早起きしてほぼ日の出と同時に活動開始です。

 

あらかじめ目を付けていた数か所を現地確認したところ、大津港駅から少し磯原駅側にある新町踏切が良い感じだったので、今回はそこで撮影することに。

まずは普電で練習。


521M

こちらは水戸始発の下り初電です。

つまり水戸に前泊しても、頑張れば電車利用で福島臨海鉄道内の「安中貨物」を撮影できるってことですね。

 

10分ほど間をおいて本日の主役が登場。


5095レ EH500-18

柔らかな朝日をたっぷり半面光で浴びながら、返空列車がやってきました。

編成長も文句なしで、大嫌いな早起きをした甲斐があったもんですな。

 

荷の確認も込めてケツ打ちを。

この日はタキ12両+トキ5両と、ほぼフル編成と言ってよい陣容でした。

ただ最後尾のトキはカバーが掛けられてない無いので、おそらくこれは安中駅からの返空ではなく、途中の熊谷タで連結された川崎車両所からの回送車と思われます。

 

このあと5095レは泉駅から非電化の福島臨海鉄道線に入るため、機関車交換を行うため45分ほど停車するので、私はその時間を利用して福島臨海鉄道線へと先回り。

定番撮影地の泉駅近くの高台へ現着すると同業さんが1名おられたので、横に入れさせていただき2発目の撮影へ。

15分ほど待っていると、泉駅からゆっくりした足取りで列車がやってきました。

福島臨海鉄道では国鉄DD13形ベースの機関車が用いられていますが、車体がえんじ色なので「安中貨物」牽引時は編成美が際立ちますね。

 

ググっと引き付けて首をひねったところをもう一丁!!


51レ DD5531

かねてより撮りたかった福島臨海鉄道線内での「安中貨物」を、文句なしの好天・編成長で撮影することが出来ました (^o^)

気になりつつも足を運んでなかったのは、立地こそが要因のすべてだったわけですが、それゆえ曇天やトキ無しだったら再履修が面倒なので、初訪問でこの好条件はラッキーという他ないですね。

 

さらに欲張って縦アンもいただきます。

こちらは縦アンにスイッチするタイミングを引っ張りすぎて、ちょいと道路標識が目立っちゃいますね。

 

 

このあと51レは小名浜駅スイッチバックし、東邦亜鉛専用線へと向かいます。

なので私も専用線へと向かったのですが、市内の道路は通勤ラッシュで大混雑しており思うように進めず撮り逃してしまいました・・・。

 

全くの予想外でガチ凹みしたのですが、気持ちを切り替えて今度は東邦亜鉛専用線内での入換作業を見物します。