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2023夏 北海道遠征、今回から4日目のお話に入ります。
4日目は午前中に札幌市内で、午後からは旭川市で所用が入っておりました。
そのため趣味活動をしている時間は無かったのですが、旭川へ向かう前にちょっと立ち寄りたかったポイントへ行くことに。
それがこちら。
こちらは札幌駅に隣接する商業ビル「ESTA(エスタ)」でございます。
このエスタもまた、再開発のため2023年8月31日をもって閉店しました。
前回紹介した大通・すすきの地区が老朽化に伴うものにだったのに対し、こちらはそれに加え北海道新幹線開業も絡んでいます。
札幌駅の北海道新幹線ホームは、駅東側に長らく青空駐車場として確保されていた用地に建設されますが、それと一体となってエスタも再開発するそうです。
札幌駅直結の駅ビルということもあって、私も含めてエスタに思い入れのある札幌市民は多いはず。
閉店1か月半前に訪れることができたので、短い時間ながら最後の姿を記録したいと思います。
まずは地下鉄直結の地下1階へ。
私は地下鉄ユーザーなので、エスタといえばこの出口ですね。
地下フロアには、エスタの歴史などが記された惜別ボードがありました。
ここに記されているとおり、開業当時のキーテナントは「札幌そごう」でした。
しかしそごうグループの経営不振により2000年に閉店し、その後は「ビックカメラ」がキーテナントとなり「札幌らーめん共和国」など様々なテナントが入居する複合商業施設として生まれ変わりました。
そごう閉店後に改装がかかっていますが、チラホラとそごうの名残が。
地下フロア~地上フロアを繋ぐエリアの壁は、そごうの象徴だった大理石の壁が残っていました。
私は第二次ミニ四駆ブーム世代ど真ん中の人間でして、札幌そごうが北海道地区のミニ四駆大会やタミヤモデラーズギャラリーの会場で、開店までの待機場所だったこの階段に座りながら、友達とおしゃべりしていたのが思い出深いです(笑)。
そごうと言えばエレベーターホールも豪華な造りでしたが、地下フロアのエレベーターは改装がかかっておりました。
そごう時代はエレベーターガールも乗務しており、デパートに来たぞ!と子供心にワクワクしたのを覚えております。
本当はもうちょっと見たかったのですが、電車の時間も迫っていたので、最後にエスタ名物?だった外階段を撮って撤収。
エスタの1階には札幌駅バスターミナルが併設されており、この階段はバスの車道を交わすためのものです。
エスタ閉店後、バスターミナル機能は周辺の道路上へ分散配置されましたが、これがなかなか分かりづらく、早いところ後継のビルが建ってほしいですね。
・・・と思ったら、昨今の建築業界の人手不足や資材高騰のあおりを受けて、解体工事の着工を延期するのだとか。
じゃあ閉店も遅らせればよかったじゃんと思うのですが (^_^;)
北海道新幹線の開業も遅れる見通しなので、バスターミナル問題だけでも先に解決してほしいですな。
といった感じで、短い時間でしたが札幌エスタ探訪はこれにて終了。
個人的には前回ご紹介した4プラなみに思い入れのある場所だったので、閉店したのは寂しいですが、生まれ変わった姿を楽しみに待ちたいと思います。
この当時はまだ自由席がありましたが、指定席も自由席もなかなかの混雑でした。
現在は全車指定席となっていますが、乗車率はいかほどでしょうか?
せっかくなので、エスタの地下食品街で購入したお弁当でランチタイム。
北海道では有名な「サザエ食品」のおにぎりでお弁当といたしました。
サザエのおにぎりも、なんだかんだ十年ぶりくらいでしょうかね?
1時間半ほどで旭川駅に到着。
旭川駅に来たのは2021年の宗谷ラッセル遠征以来2年ぶりですかな?
3時間ほどで所用を済ませ、駅近くのラーメン屋で晩飯。
旭川ラーメンの有名店である梅光軒の本店です。
旭川に来たらラーメンでしょ!と意気込んできたのですが、後で調べたら横浜にも店舗があるらしくガッカリしました (^_^;)
普通にラーメンを発注。
見た目通りオーソドックスなラーメンですが、それゆえに私好みで美味しかったです。
帰りも「ライラック」で札幌へ向かいます。
車内ではもう一つの旭川名物「ジュンドック」を肴に、限定ラベルのクラシックで晩酌いたします。
仕事の後の一杯は美味いですなぁ~。
途中の滝川駅では、道外からのお客様と遭遇。
なんと「ロイヤルエクスプレス」の試運転に遭遇しました。
さらに奥には根室本線運用に入るツートン色のヨンマルも留置されており、思わぬコラボをいただけました。
といった感じで4日目の活動はこれにて終了。
次回はいよいよ札幌での最後の活動へと入ります。