川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

仏生山温泉 2021秋ことでんレトロ遠征⑥

前の記事はこちら。

 

宿にチェックインした後は、ちょっと外出するため高松築港駅へ。

 

駅の窓口で、今回の外出にとって重要な切符を購入します。

今回購入したのはことでんおんせん乗車入浴券」という企画切符です。

こちらの切符は、仏生山駅の近くにある「仏生山温泉」とタイアップした商品で

・仏生山温泉の入浴チケット(大人700円)
仏生山駅から330円区間が乗り放題のフリー乗車券
・ハンドタオル(150円)
・オリジナルうちわ(300円)

がセットとなり、お値段は1,200円(大人のみ)です。

今回の私のように、高松築港~仏生山を単純往復(660円相当)した場合は入浴チケットと運賃だけで元が取れるうえ、フリー区間内では途中下車できたり、オマケでタオルとうちわが貰えると思うと、かなりお得な商品と言えますね。

 

今回この切符を買った理由は、実用面のほかにも切符の形状がとても変わっているため手に取ってみたかったのです。

上で「オリジナルうちわがセットで付いてくる」と書きましたが、そのうちわが切符の代わりになっているのです。

ことちゃんを模したイルカのスタンプが可愛いですねぇ~。

 

うちわを改札口に見せてホームに入り、仏生山駅へ向かいます。

入線してきた車両の車番は1092!?って、まさか・・・

 

前回の撮り鉄で中途半端な結果に終わった電車まつりヘッドマークを掲出した編成ではないですか!

狙ったわけじゃなかったので、こりゃラッキーでしたね。

 

そんな1091号車に揺られて、目的地である仏生山駅で下車します。

 

駅から10分ほど歩いて温泉に到着。

一本道ではありますが微妙に離れており、今回のように秋であればちょっとした散歩気分なものの、夏だと特に帰りはひと汗かいちゃいそうですね。

 

そしてこちらが建物の外観。

これが日帰り温泉?って言いたくなるような、お洒落な外観ですね。

夜だったのが、余計にそう感じさせられるのだと思います。

 

受付にうちわを見せて入場すると、ハンドタオルが貰えます。

入場印として、下に赤い温泉マークのスタンプが押されました。

 

ロビーの様子。

外観と同じくモダンで洒落た内装ですね。

ちなみに左側の畳敷きテーブルが湯上り処となっています。

 

ロビーでは物販も行われており、うちわも販売されていました。

このうちわ、デザインだけでなく軽量で羽根の部分が固めなので、実用品としても割と使いやすいです。

 

今回は利用しませんでしたが食事処も完備。

かき氷が人気メニューっぽいですね。

 

このあとは着替えていよいよ温泉へ入ったのですが、これが思わぬ名湯!!

当然ながら内部の写真はありませんが、浴場も清潔でお洒落な造りなのは当然として、少々ぬるめなお湯は全て源泉かけ流し。

いつもならサウナに入りたくなるところですが、今回ばかりはいつも以上にふやけるほどお湯に浸かり、お肌に良さそうなつるつるとしたお湯をたっぷりと堪能させていただきました。

 

一時間半ほど温泉を堪能したのち、仏生山駅から終電で高松築港へ戻ります。

唯一の欠点は、仏生山駅から上り(高松築港)方面の終電が少々早い(2022年9月現在で21時56分)ということでしょうかね。

仏生山温泉自体は24時まで営業しており、あと30分遅ければ食事もできたのですが、まあ地方私鉄ゆえ致し方ないかな。

 

そんなわけで、高松駅前のホテルに戻りコンビニ飯で晩御飯。

すっかり湯冷めしちゃいましたが、ビールを注入し明日への英気を養います。

 

といった感じで1日目が終了。

次回からが本遠征のメインイベントとなります。