わが故郷札幌市には、南北線・東西線・東豊線という3路線の地下鉄が走っています。
そして札幌市営地下鉄は、国内の地下鉄で唯一ゴムタイヤ式を採用している路線(法規上はアストラムライン本通~県庁前の一区間のも下鉄扱い)であることをご存知の方も多いと思います。
2018年も終わろうとしていた29日、毎年恒例となっている地元の友人たちとの忘年会のため、札幌中心部へ繰り出しました。
昨年は飲み会前に札幌市電を撮り鉄したのですが、今年は「久しぶりに地下鉄でも撮り鉄すっか」という気になったので、10年ぶりくらいに市営地下鉄の撮影をすることにしました。
というわけで今回は、日本で唯一のゴムタイヤ式地下鉄である札幌市営地下鉄を撮り鉄した記録をお届けします。
さて、前述したとおり札幌市営地下鉄は3路線あるわけですが、今回は札幌市内を南北に貫く「南北線」を撮り鉄します。
なぜ南北線を選んだかというとですね・・・
南北線の南側にある南平岸駅~真駒内駅間は、札幌市営地下鉄の営業線内で唯一地上を走るうえ、冬季の降雪対策のため全線がシェルターで覆われているという、とても珍しい構造をしているのです。
露出的に考えれば当然ながら地上区間のほうが撮りやすいわけですが、それに加えて「シェルターの中をゴムタイヤの車両が走る」という、札幌以外の地下鉄ではお目に掛かれない光景を撮りたかったというのも大きな理由です。
というわけで、今回は澄川駅で撮影することに。
5000形 第13編成
5000形 第12編成
私が札幌に住んでいた10年前は3000形も残っていましたが、現在の南北線は全て5000形で統一されており、趣味的にはちょっと単調になりましたかね。
この後は有名撮影地である自衛隊前駅に移動したのですが、ダイヤの都合上被ってしまうようで、なんと3連続で撮影失敗・・・。
結局、澄川駅で撮影した分しかまともな写真が撮れませんでした。
この南北線の地上区間ですが、まともに撮影できる駅は澄川駅と自衛隊前駅くらいしかなく、澄川駅も400mmの望遠レンズを使い、半ば強引に撮影したものです。
それに加えて、現在の南北線には全駅にホームドアが整備されているため、ホームに停車している車両ですら撮影に難儀する路線であります・・・。
撮影後は忘年会会場付近の大通駅へ移動。
地上に上がると、偶然にも西4丁目電停に「ポラリス」が停車していました。
本当は今回の帰省で、最新型の低床車両「シリウス」を撮影するつもりだったのですが、11月末に車庫内で「割り出し+泣き別れ」というお粗末な事故を起こして戦線離脱しており、撮影は叶いませんでした。
よりによって、デビューしたての最新車両で事故を起こして重故障を出すとは、残念すぎますね。
これにて2018年の趣味活動納めをし、飲み会会場へ移動しました。